カクタス アスール / フエギア1833

私のファーストフエギアはカクタスアスールでした。

トップから全開のシダーなのですが、これがとっても懐かしくて大好きな香りだったのです。
初めて訪れた店舗で最初に嗅いだのがコレで、そのまま即ノックアウト。それほどの衝撃。
というのも、若い頃に愛用していたギャルソンの「3」のミドル～ラストの記憶にちょっと似てるんですよ。

3はシダーにバジルが重なっていて、下の方でこれまた大好きなサンダルウッドも響いていて、
当時としてはとにかく変わった香りでとても好きだったのですが、それととてもよく似ています。

サボテンの花の香り自体はちょっとよくわからないし、フローラルらしき気配はあまり感じられないです
（フローラルがクレジットされているのにあまりそれを感じない、という点も「3」と共通している）。
あと、私の場合、ミントもあまり出てこないです。

全体に辛口の香り。いかにもユニセックスで、いかにも春夏に映えそうな、グリーンで、さわやかな風のようなウッディ。
甘みはごくごく抑えめで、変化も少ないです。

ある程度、気力体力ともに充実して、やる気がみなぎっているときに使いたくなります。
仕事はもちろん、何かバイタリティをもって動きたいときには、
朝、この香りを纏えば頭と心に栄養をどんどん充填してくれそうな、そういう感覚の香りです。

フエギア1833（Fueguia1833）
カクタス アスール（Cactus Azul）：2015年
Olfactory Family：Green
Perfume Chord：Cactus Flower, Cedar,Nanah Mint

余談だけど、香水に関して、特にマニアってわけではないけど嫌いでもないよっていうくらいの、
それでいてちょっとおしゃれ系の男性って、こういう香りを好む印象がある。
そこでこの香りはぜひとも彼氏や旦那さんとシェア…というか、
単刀直入にいえば買ってもらって、チビチビ使うのにもってこいかも。