香木を売った(2)
のつづき。
鑑定向けにピックアップした香木は5つ。
一応、料理用の測りで重さを計測し、隣に仕事用の名刺も置いて写真を撮りました。
- 伽羅っぽい見た目で、何やら付箋メモつきの113g。今回いちばんの大モノ。昔デパートに出張していた某有名香舗にて購入したものらしい。
- 重くて硬く、真っ黒いなやつ。かつおぶし感が強い。ところどころ樹脂の塊のようにテカった箇所もあり、逆にウソくさい。入手経路不明。34g。
- わりと伽羅っぽい見た目で小ぶりながら、程よいずっしり感があり期待できる18g。入手経路不明。
- そのへんにある流木のカケラにしか見えず、重みもない小ぶりの双子、あわせて7g。入手経路不明。
- 見た目はそこそこ香木っぽいけど、薄くて四角く妙に軽い6g。入手経路不明。
いずれも銘などはなく、箱などに収められているでもなく
雑然とした状態で譲り受けたものばかりです。
Excelにまとめた10店舗に画像を添えて問い合わせたところ、
9店舗からレスがありました。どうした1店舗。
なお、回答があった9店舗のうち1店舗のみ
「大変申し訳ございません!画像を拝見したところ、うちでは高く評価できそうにありません!」
といったもので、そのほかは概ね「とにかく持ってきてくれ」という内容でした。
骨董屋はいずれも「なんなら出張しますんで」とのこと。
私はとりあえず骨董屋はすべて保留とし、まずはお香屋に持ち込んでみることに決め、3つのお香屋さんにアポを取りました。
善は急げ。こうして週末にかけもちで持ち込むことに。
へつづく。