嗅覚が鈍い

嗅覚が鈍いです

「合う香り」診断してもらった

「合う味ダイエット」なるものがあるそうですよ。
検索するとがっつりヒットしますが、要するにOリングテストの一種みたいなもののようです。

甘味、酸味、旨味、苦味、塩味を、それぞれ口に含んだのち
身体を使った簡単なテストを実施することで、
筋肉がしっかりと力を発揮できているかを確認すると
味によって結果に有意差が出る、というようなもの。

転じて、人にはそれぞれ「合う味」「合わない味」というものがあり
合う味をうまく使ってダイエットすれば、効率よく痩せることができるし
合わない味を使ってしまうと、せっかく頑張ってもなかなか痩せられないよ!

というような、
私のおぼろげな記憶で雑に説明すると、そういう感じの概念です。
味の好き嫌いはあまり関係ないそうです。

そんなもの私も知りませんでしたが、
身体が疲れすぎてたまたま仕事帰りに立ち寄った整体屋さんが、
このあたりの手法を取り入れており、テストしてみませんか?と誘われたので、
軽い気持ちで応じたら、結果私は塩味が「合う味」で、酸味が「合わない味」でした。

そんなことはどうでもいい。これ実は「味」に限らず
「色」だとか、「腕時計のつけかた」だとか、
「下着の素材」だとか、まあいろんなことに応用がきくらしく、
それらのひとつに「香り」もあるといいます。

というわけで、後日ですが、香りについても調べてもらいました。

お店側が用意してくださった10種類のエッセンシャルオイル
1つ嗅いでは、片足立ちみたいなことをして、
肩を、施術者さんによって上からグッ!と押してもらいます。

このとき、直前に嗅いだ香りによってはアッサリと片足立ちが崩れてしまう場合と、
うまく押し返してしっかり立ち続けることができる場合があります。
前者の反応が出る場合はその人には合わない香り、後者は合う香り、とみなすわけです。

これ、不思議なもので、確かに香りごとに自分の反応が違うんですよ。
それはどの香りを何度試しても、概ね同じ結果になります。

疑うとすれば、たとえば施術者さんが肩を押すときの力の入れ方に差をつけている、
など考えられると思うのですが、それ以前に、何度かテストを繰り返すうち、
香りを嗅いでから片足立ちした時点で、自分自身の立ちの安定感が違うのがわかってきます。
施術者さんも、立ち方を見た時点でだいたいわかるらしい。
香りによっては、片足立ちした時点でロコツにフラフラしてしまう。
もちろん、そういうときは押されたらすぐに倒れます。

まあ、気のせいとか自己暗示とか、いろいろあるかとは思うのですが
自分自身(の筋肉やらバランス感覚等の働きにどんな影響を及ぼすか)にとって
合う香りと合わない香りがある、ということ自体は、
そんなにあやしい話でもないのかな、と私は思います。

(ダイエット効果うんぬんは少々誇張みたいなものを感じるというか、
ハッキリ言って話半分で捉えてますが)

結果、私の「合う香り」は

  • イランイラン
  • ジュニパー
  • ティーツリー

「合わない香り」は

そしてちょっと判断がつかなかったグレーな香りは、

という結果。
これ、自覚している好き嫌いと概ね一致してます…

なお、これは一生変わらないというもんでもなく
合う合わないは、わりと変化するものでもあるそうです。

ほかの香りも、エッセンシャルオイルだけでなく
香水も試したかったら持ってきてください、と言ってくれたので、
いつか試してみたいです。